地震の発生間隔

 

・海溝型地震

海溝型地震の発生間隔は数十年〜数百年程度です。30年の発生確率から地震発生

の緊迫度を考えることができます。例えば関東大震災を引き起こした、1923年の

大正関東地震から、現在は約90年経過しています。相模トラフ沿いのM8クラスの

地震の発生間隔は180年〜590年といわれており、30年以内での同種の地震の発生

確率は現時点では0〜5%と推定されています。

東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震の発生前、宮城県沖地震

の30年発生確率として99%と高い値が示されていました。これは宮城県沖

地震のM7.5〜8クラスの発生間隔が平均37年といわれており、前回の宮城県沖

地震が1978年に起き、2011年の時点で33年が経過していたからです。

このように地震の発生場所によって平均発生間隔は異なります。

 

・内陸型地震

内陸活断層の地震は発生間隔が1000年〜1万年と海溝型地震に比べて長く、

30年の発生確率で示される数値は海溝型の地震よりずっと小さくなります。

例えば、糸魚川ー静岡構造断層帯中北部(新潟、長野、静岡)の地震発生間隔は600〜800年程度、

平山ー松田北断層帯(神奈川)の地震の発生間隔は4000年から5000年程度と言われています。

阪神・淡路大震災を引き起こした1995年の兵庫県南部地震は野島断層が原因ですが、

30年発生確率を地震の直前にさかのぼってしらべると0.02〜8% となり、地震の

危険性を意識するのは困難だったと言わざるを得ません。

 

このように活断層が原因の内陸型の地震は発生間隔が海溝型地震にくらべ

長いこと、また日本には少なくとも2000本の活断層があり、そのうち長期評価

が行われたのは110本に過ぎないこと、を考えると数%の確率でも

発生の確率、危険度は高いことを認識する必要があります。断層を原因とした

内陸型地震はどこでも起きうるということを考える必要があります。

 

・コメント

海溝型地震は海洋プレートが陸側のプレートに沈みこんで、そのプレートの

歪が開放されるときに起こる地震です。震源がしばしば海底になるので

津波地震になることがあります。対して内陸型地震は陸地の断層の歪が

開放されるときに起こる地震です。震源が陸のため都市直下型地震になること

もあり、被害が大きくなることもあります。断層は陸地に無数に存在するため

日本のどこにいても地震がおきる可能性があります。恐ろしいことですが、

事実として受け止めなくてはなりません。

 

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